2007年1月23日火曜日

高級バナナ

今まで、シドナビのホームページ上で「こぼれ話」というコーナーを設けていましたが、今回よりこちらのブログにて更新する事になりました。
これまでは、他のページの更新作業に時間を費やす事が多かったのですが、今後は当コーナーの更新頻度もいくらかは増えると思います。

肩の力を抜いて気軽に読めるようなコーナーにしたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

記念すべき第1回目の話題は。。。「バナナの値段」にしたいと思います。
オーストラリアは大きな国ですので、各地域で気候が異なり、いろいろな種類の果物が栽培されています。日本では外国からの輸入が当たり前になっているような、バナナやマンゴーなどの熱帯系の果物も、オーストラリア北部クイーンズランド州などで栽培されています。

以前、このバナナ栽培地域を大きなハリケーンが襲い、壊滅的な被害を与えました。バナナの収穫量が減り値段が高騰し、シドニーでは一時期1キロ12ドル(約1100円)という値段になっていました。
バナナは手軽で身近な栄養補給食、というイメージがあったのでとてもショックを受けました。1房で1000円ぐらいするバナナなど、今まで食べた事がないからです。日本のスーパーなどで、スウィーティオや高地栽培バナナなど、ブランドイメージが高いバナナはちょっと高い値段で売られていますが、今までそういうバナナは買った事はなく、安いフィリピンバナナや台湾バナナをせっせと買っていました。

それなのに、1000円ぐらい払わないとバナナが買えないのですから、これまで毎朝1本食べるのを日課にしていましたが、1本も食べない日が半年以上続きました。
一度だけ、どうしても食べたくなり、1本だけ房から取って買った事がありましたが(それでも結構高かったです)、ハズレを引いてしまったのか硬くて青臭くて甘くなくて、、とても悲しい思い出です。
その日以来、値段が下がるまでは1本も食べないと決めたのです。

(パート2に続く)